(JUGEMレビュー »)

第二歌集です。
生き延びたいひとに読んでほしい。
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| 2016.07.04 Monday | - | - | - |
 003:助から
雪の日に助走は途切れそこからはもう足跡はただの眩しさ  ひぐらしひなつ

どこまでも行けるのかと思っていた。
どこまでも行きたいなんて思っていたあの頃。

題詠blog2009より。
| 2009.03.29 Sunday | 短歌誘拐 | comments(0) | trackbacks(0) |
 016:Uターンから
はればれとあかるく歩く Uターンしてくる我とすれちがう春  斉藤そよ

あのとき手を放したのは、また会えると思っていたから。
また会えると、思っていられたから。



題詠blog2009より。
| 2009.03.28 Saturday | 短歌誘拐 | comments(2) | trackbacks(0) |
 009:ふわふわから
ふわふわをひきちぎったら部屋中がふわふわまみれ 死ねばよかった  ひぐらしひなつ

なにもかも満ち足りているひとも、
なにもかも足りないひともいない。
どっちつかず、どっちつかずめ。



題詠blog2009より。

今年もひなつさんはすごいな。
えぐるような、鮮明なイメージの歌が多い印象。
| 2009.03.25 Wednesday | 短歌誘拐 | comments(0) | trackbacks(0) |
 002:一日から
夏野菜ばかりを食べた一日が呪いのように僕を眠らす  日高裕生

あなたのかわりにさびしくなることはできない
けれどそのさびしさの味はよく知っている、よ



題詠blog2009より。
| 2009.03.21 Saturday | 短歌誘拐 | comments(2) | trackbacks(0) |
 001:笑から
それでもあなたは笑おうとしておそらくは首のうしろを温めている  兵庫ユカ

だれのそばにいたらいいかわからない、
ふりをしていました。
ほんとうのところを言いたくなくて。



題詠blog2009より。
| 2009.03.19 Thursday | 短歌誘拐 | comments(0) | trackbacks(0) |
 026:基から(1)
基準値をはるかにこえる夕闇をからだにいれて持ち帰るひと  村上きわみ

わたしの好きなひとは別にいて、
あなたの好きなひとも別にいるから、
もう帰ろうよ。



題詠blog2008より。
| 2008.06.28 Saturday | 短歌誘拐 | comments(0) | trackbacks(0) |
 025:あられから(2)
揚げてゆくそばからつまむあられ餅 むつききさらぎさみしかったよ  村上きわみ

もう大丈夫だよって、
言ってやりたかった。
自分も大丈夫じゃないのに。



題詠blog2008より。
| 2008.06.21 Saturday | 短歌誘拐 | comments(0) | trackbacks(0) |
 025:あられから(1)
春の雨が湿気らせてゆくひなあられ好きじゃないものばかり集めて  こはく

好きになっていいものと、そうじゃないものの、
区別の仕方を教えてください。



題詠blog2008より。
| 2008.06.06 Friday | 短歌誘拐 | comments(0) | trackbacks(0) |
 022:低から(1)
裏が銀色の袋はわたしです気圧の低い椅子で待ちます  やすたけまり

満たされていないと、
生きてちゃいけないのかと思ってた。



題詠blog2008より。
| 2008.05.06 Tuesday | 短歌誘拐 | comments(2) | trackbacks(0) |
 021:サッカーから(1)
夏の子が夏の男になってゆくシアサッカーのシャツをはおって  村上きわみ

どれだけ遠ざかってもかまわない。
いつか声を聞かせてくれたらそれでいい。



題詠blog2008より。
| 2008.05.05 Monday | 短歌誘拐 | comments(0) | trackbacks(0) |
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